IMG_9246 トライアルカンパニー(本社・福岡市)が27日午前9時半、「スーパーセンタートライアル登別栄町店」(登別市栄町4丁目)をオープンさせた。食品、日用雑貨、レジャー用品、ペット用品、ドラッグ、衣料などをディスカウント価格で揃えており250台収容の駐車場は終日満杯状態が続いた。トライアルの出店で登別市西部ゾーンの流通小売業界は大きく変化しそうだ。(写真は、27日にオープンしたスーパーセンタートライアル登別栄町店)
 
 登別市西部の商業施設は、室蘭本線の山側を走る道道782号上登別室蘭線(3・3・301中央通)の沿道に集積している。市民の多くはこの沿道に並ぶイオン登別店やマックスバリュ登別店、昨年から食品を扱うようになったサンワドー登別店、現在建て替え中のコープさっぽろしがイースト店を利用している。
 
 今回、トライアルが出店したのは、室蘭本線の海側を走る国道36号線沿いの栄町地区。パチンコ店などエンタテインメント系施設が並ぶが流通小売系施設としては初の出店。イオンやマックスバリュ店舗のある山側の道道から室蘭本線を渡って海側の国道までは少しの距離で車を利用する買い物客なら回遊できる範囲内。
 
 湊達哉店長は、「これまで登別市内には24時間の食品スーパーがなかったので当店は市民の利便性を高めることができる。また、他のスーパーの商品価格は当社から見れば高め。トライアル価格で市民の生活を豊かにしていきたい」と語っている。同店の年間売上高は25億円を予定している。
 
 トライアルは、登別栄町店を『常識破りの激安特価の店』としてアピールしている。これまで、ある程度均衡が保たれていた店舗間競争に大きな波乱が生じるのは避けられない。建て替えが進むコープさっぽろしがイースト店がオープンする12月ころにはさらに激しい競争が繰り広げられそうだ。スーパーセンタートライアル登別栄町店のオープンチラシは、http://www.trial-net.co.jp/store/index.html?store_dtl=318


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