ダイイチ(本社・帯広市)の7月度売上高は、新店を含む全店ベースで対前年同月比106・1%と伸びたが既存店は同99・6%と前年同月割れになった。消費増税後の5月は既存店ベースで前年同月を超えていたが、6、7月と2ヵ月連続で前年同月を超えられなかった。
 
 同社の各部門売上高の前年同月対比は次の通り。
■青果 107・3%
■水産104・8%
■畜産 119・1%
■惣菜 108・1%
■デイリー 105・4%
■一般食品 103・0%
■日用雑貨 96・8%
■その他 99・1%
 
 同社の既存店売上高は、昨年4月以降、100%超えを続けてきたが、消費増税があった今年4月に95・7%に減少、その後、5月には101・1%と水面上に顔をだしたものの6月は長雨等の天候不順が響き98・8%まで落ちた。7月は巡航速度に戻ると見られたが一歩届かなかった。
 なお、客数は全店ベースで103・0%、客単価は103・1%だった。


4人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。