アークスグループの篠原商店(本社・網走市)は、運営する食品スーパー2店舗の照明をLED化する。現在は通常の水銀灯や蛍光灯を使っているが、電気料金の再値上げも確実なことから約3000万円を投じて全照明のLED化を進め、電気料金のランニングコストを1~2割抑える。(写真は、ベーシック駒場店)
アークスグループの食品スーパー各社は、店舗照明のLED化を進め、既に大半のグループ企業は切り替えが終わっている。篠原商店は、経済産業省の補助金を申請、このほど補助が得られることになったため10月から全2店舗の照明切り替えを実施することにした。投資額約3000万円のうち補助金は3割ほどになるという。
篠原商店の食品スーパーは、「ベーシック駒場店」(網走市駒場南8丁目)と「ベーシック橋北店」(同市北2条西4丁目)の2店舗。駒場店は約550坪で2003年10月、「橋北店」は約350坪で05年10月にそれぞれオープンしている。店舗のデザイン・設計は、サンクリエーション(大阪市)代表の横山和夫氏によるもの。道内で横山氏のモデルを取り入れているのは札幌東急ストア(現東光ストア=アークスグループ)の「大谷地店」など4店舗や昨年末にオープンした道東ラルズのスーパーアークス美幌店などがある。