ダイイチ(本社・帯広市)は、5月度売上高を公表したが、それによると既存店で前年同月比101・1%となり早くも消費増税の落ち込みをカバーした。4月は既存店で5%弱の減少だったが4月半ばから生鮮食品などで売上げが回復、5月の消費は増税前の水準に戻ったようだ。新店2店舗を含む全社計では同107・8%と高い伸びを確保した。
部門別売上高は次の通り。
(いずれも対前年同月比)
■青果 113・6%
■水産 107・7%
■畜産 122・2%
■惣菜 109・3%
■デイリー 105・8%
■一般食品 102・5%
■日用雑貨 98・0%
■その他 95・1%
既存店売上高は、101・1%で増税前の売上げ水準に戻り、昨年11月にオープンした音更店(音更町)と清田店(札幌市)を含めた全店売上高は、107・8%でこちらも増税前の巡航速度に戻った。日用雑貨などでは買い溜めによる反動減が続いているが生鮮食品などは増税前水準に復調している。