マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は8日、2014年2月期決算を発表した。売上高は904億3900万円、営業利益13億1100万円、経常利益13億7100万円で営業、経常ともに過去最高益になった。13年2月期は決算期変更で13ヵ月の変則決算だったため売上高の比較はできないが、実質的には過去最高の売上高を確保した。売上高経常利益率は1・5%。(写真は、出戸信成社長)
営業利益は5期連続の増益で17期ぶりの過去最高を更新、経常利益も2期連続で過去最高になった。純利益は3億7800万円だった。
好調の要因は、新規出店2店のよる売上げ増と既存店を10店舗リニューアルしたことによる底上げ。「新店と既存店の両輪が売上げを押し上げた」(広報)
売上高は前年同一期間比で107・5%になり、客数は103・9%、客単価は103・5%だった。
部門別売上高は、次の通り。▽農産110億2200万円▽水産70億1700万円▽畜産75億200万円▽惣菜70億6300万円▽日配203億2600万円▽グロサリー313億9400万円▽インストアベーカリー9億5200万円▽家庭用品32億8500万円▽衣料品3億3200万円▽その他1億4000万円
WAONカードの利用状況は、利用率が累計で35・5%になり累計枚数は22万枚になった。毎月5の付く日に実施しているワクワデーは昨期同日売上比の累計で107・5%だった。
15年2月期は、新規出店は未定だが既存店リニューアルは15~20店舗を計画。売上高920億円、営業利益、経常利益ともに14億円、純利益は4億円を見込む。売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新する予定。なお、同社は14年度から中期経営計画を実行、最終年度の16年度に売上高1000億円を達成する考え。
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