JR北海道栗原進専務が6月末に退任、子会社・北海道キヨスク社長就任へ

交通・運輸

JR北海道の新社長に野島誠専務鉄道事業本部長(56)が昇格することに伴い、去就が注目されていた栗原進専務開発事業本部長(59)が、関連会社の北海道キヨスク社長に就任する見通しだ。6月21日のJR北海道株主総会で退任、道キヨスク株主総会で取締役に選任された後、同社取締役会で社長就任を決める模様だ。(写真は、札幌市中央区の北海道キヨスク本社)
 
 栗原専務は、2年前の中島尚俊社長急逝により社長就任も取り沙汰されたが、小池明夫会長の社長復帰で専務を続投、昨年6月の改選でも引き続き専務として監査部、東京事務所、広報部、総務部を管掌する開発本部長して任に当たっていた。
 
 栗原氏は筆頭専務だったが、昨年6月に常務から専務に昇格した野島氏の社長昇格が決まったことから、その去就が注目されていた。
 北海道キヨスクは、資本金5億円でJR北海道が90%の株主を持つ子会社。2012年度の売上高は約166億円、営業利益は2億6700万円。「キヨスク」のほか100円ショップ「キャン・ドゥ」や「セブンーイレブン」のほか、回転ずし「とっぴ~」、「ロッテリア」、「ミスタードーナツ」など188店舗を展開している。現在、社長を務めている鷹觜克夫氏は会長に就く見通し。

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