北海道エアポート(本社・千歳市)は、2023年12月8日(金)に、新千歳空港ビジネスジェット専用施設をオープンさせる。(画像は、施設の外観イメージ)
この施設は、ビジネスジェット利用者専用の保安検査場、税関、出入国管理・検疫所(通称CIQ施設)、ラウンジスペースを完備しており、スムーズな出入国手続きと快適な時間を提供することができる。北海道エアポートは、2023年7月に世界最大のビジネスジェットイベント「NBAA-BACE」がアメリカ・ラスベガスで開催された際に、ビジネスジェット運航支援会社のユニバーサル・アビエーション(UVA社)とビジネスジェット専用施設の運営委託に関する基本合意書の調印式を行っている。今回は、この合意に基づいた協業の具体化。
UVA社は、ビジネスジェットの運航支援をグローバルな環境で実施しており、日本国内5ヵ所を含む世界40ヵ国以上で60ヵ所以上のグランドハンドリング施設の運営実績がある。今回の施設は新千歳空港内に設置、建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造平屋建て、延べ床面積は約166坪(約550㎡)。設計、監理は梓設計(東京都大田区)、施工は大成建設(本社・同都新宿区)。
北海道エアポートは、国際的にビジネスジェットによる移動需要が高まっている中、北海道の高付加価値な観光体験に繋がる玄関口として受け入れ機能を強化、高付加価値観光を行う旅行者、ビジネス客の来道促進に繋げる。