加森観光の加森公人社長は、明日12日、上田文雄札幌市長に丘珠空港のジェット便導入や同空港の愛称を『札幌シティ空港』にするよう申し入れる。加森社長が代表世話人を務める丘珠研究会の道見重信道議や武谷洋三氏(日本会議北海道本部常務理事)らが同行する。(写真は、加森公人社長)
 

 丘珠研究会は、丘珠空港の活性化を目指すための団体。今年9月11日に市内のホテルでフジドリームエアラインズ(FDA)の鈴木与平社長らを講師とするシンポジウムを開催、約400人が集まるなど活況を呈した。
 
 丘珠空港は、札幌市内中心部から6㎞の至近距離にあるにも関わらず、現在就航しているのはプロペラ機の北海道エアシステム(HAC)のみ。FDAの鈴木社長は、シンポジウムで丘珠空空の1500m滑走路でもジェットの発着は可能と述べるなど丘珠活性化は札幌や北海道経済の活性化に繋がると提言。
 
 丘珠研究会では、このシンポジウムの講演内容や同じ1500m滑走路を持つロンドンシティ空港の事例を盛り込んだ報告書をまとめ上げ、明日12日に加森社長が上田市長に手渡す。
 
 加森社長は、上田市長にジェット便就航への環境整備と丘珠空港の愛称をロンドンシティ空港を模して『札幌シティ空港』とし、札幌市内の空港であることが広く知られるように行政の後押しを求める。


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