『垣根を超えて』を強調した渡島信金・伊藤新吉理事長の腹の内
2010/10/13 07:53
預金量が1179億円で道内にある23信用金庫の中で預金量規模では下から3番目の渡島信金(本店・森町)が、道南にある3信金の中で札幌進出一番乗りを果たした。
渡島信金は、道内の信金の中で最も歴史が古く、水産物の販売を目的に設立された市街地協同組合…
道信用保証協会吉澤慶信会長「保証付き融資からみえる北海道の景気」
2010/09/27 07:43
金融機関が企業や団体に融資を行う際に、返済を確実に得るための保証付き融資の残高が落ちている。保証を行う北海道信用保証協会によると、今年度に入ってから毎月の保証承諾額は前年を割り込んでおり、直近の8月までの保証承諾額の累計は、前年同期よりも32%強…
稚内信金井須前会長の実母キワさんの葬儀に700人参列
2010/09/26 07:22
稚内信金前会長で現最高顧問の井須孝誠氏(77)の実母、キワさんの葬儀が9月25日、稚内市の葬祭場武藤はくぜんで行われた。葬儀には、信金関係者や商工会議所関係者、地元関係者など約700人が参列、会場に入りきれなかった参列者は別室でモニター画面を見な…
道内信金で減少する道財務局OB理事長
2010/09/24 08:24
かつて北海道は、信金王国と言われたほど各地に信用金庫が林立していた。金融危機が訪れる前の90年代バブル期には、33信金が営業、金融当局との蜜月関係も濃く、当時は33信金中26信金に金融当局である財務局OBが天下っていた。拓銀破綻に象徴されるバブルの後…
信金・信組の「ペイオフ」を予見させる日本振興銀行の「ペイオフ」
2010/09/21 07:45
日本振興銀行が破綻し、預金保険制度が発足した1971年以来初のペイオフ発動になったが、金融関係者にはさざ波程度の波紋しか広がらなかった。と、いうのも振興銀は一般の銀行と異なり、預金の種類が運用目的の定期預金だけで、当座預金や普通預金といった決済性預金…
道内10金庫が東京で取引先企業20社の技術・商品をビジネスマッチング
2010/09/17 04:47
道内の10信用金庫が取引先企業の技術や商品を紹介するため、9月2、3日に東京ビッグサイトで行われた「第24回東京ビジネスサミット2010」に合同で出展した。道内信用金庫が合同で東京の商談会に出店するのは今回が初の試み。来場者との商談件数も多く、今後成…
「大通ビッセ」グランドオープンに武井・高向・横内の北洋頭取3代は相まみえるか
2010/09/12 06:43
北洋大通センターの商業施設「大通ビッセ」が、9月23日に全面オープンする。これまでは地下と1階部分が5月初めに部分オープンしていたが、2階から4階までがすべて埋まりグランドオープンを迎える。
2階には、革製品のソメスサドルや喫茶店、3階は美容室…
信金はグループ化して「地銀」転換への道
2010/08/06 07:37
地域金融のリード役である信用金庫に収益モデルの行き詰まり感が高まっている。順調に集まる預金に対して、伸びるどころかマイナスを続ける貸出し。集まってきた預金を貸出しに回すには限度があるため、余った預金は運用に振り向けざるを得ない。結果、運用のリスク…
メガバンクが道内リベンジ融資「夏の陣」
2010/07/25 08:08
全国的には景気の持ち直しが統計上も明らかになってきたが、北海道は依然として低空飛行を続けている。「いざなぎ越え」と言われた前回の景気拡大局面でも、北海道は取り残されていただけに、今回も実感としての回復とは無縁だ。
景気回復の牽引役は設備投資と個…
北洋銀行トップの個室から見る眺め
2010/07/07 07:55
北洋大通センターの竣工から2ヵ月、北洋銀行の会長、頭取を含めた役員全員が新ビルに移って1ヵ月になる。本店はまだ従来の北洋ビルで営業をしているが秋口には北洋大通センターに移転し大通支店と統合する予定だ。
旧北洋ビルの役員室は低層階にあって、大通公…