北洋銀行(本店・札幌市中央区)は、新型コロナウイルス感染症患者の治療に奮闘する道内の医療従事者を応援する「ほくよう北の医療応援債」の私募債引き受けに伴う寄付金1188万円を北海道に寄付した。19日には道から北洋銀に感謝状が贈呈された。(写真は、感謝状贈呈式。左から北洋銀行・安田光春頭取、北海道・鈴木直道知事)

 北洋銀は、「ほくよう北の医療応援債」の取り扱いを2020年5月から開始した。この私募債引き受け金額の0・2%相当額を北洋銀が、道の「エールを北の医療へ!」を通じて道内医療従事者へ寄付する仕組みで、21年3月末までの引き受け額の0・2%分、1188万円を寄付した。

 19日に鈴木直道知事が、安田光春頭取に感謝状を贈呈した。鈴木知事は、「寄付の思いを受け止め、本道の感染対策にしっかり生かしたい」と話した。また、安田頭取は、「北海道の医療従事者の皆さまに少しでもお役に立つことができればうれしい」と述べた。「ほくよう北の医療応援債」の引き受けは今年度も継続しており、引き続き0・2%相当額を道に寄付する予定。
 


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