北洋銀行(本店・札幌市中央区)は、北海道胆振東部地震の被災者支援に役立ててもらうため見舞金1億円を北海道に寄付したが、これを受けて道は29日、同行に感謝状を贈呈した。(写真は感謝状贈呈式。高橋はるみ知事と安田光春頭取=北洋銀提供)

 北洋銀は、今回の震災による被災者救援や被災地の復旧のため9月21日に寄付金を道に納付した。道は、11月29日に道庁3階の知事会議室で感謝状贈呈式を行い、高橋はるみ知事から安田光春頭取に感謝状が手渡された。
 
 高橋知事は、「地震から2ヵ月以上が経過して復旧・復興が進んできたが、使用できなくなった浄水場や校舎の問題など多くの課題がある。現地と連携を取りながらお寄せいただいた寄付金を有効に活用させていただきたい」と話した。
 
 また、安田頭取は、「被災者の皆さまの復旧・復興に向けてこの寄付金が少しでもお役に立てば嬉しい。これからも地域に根差す金融機関として、復旧・復興はもちろん、北海道経済のさらなる活性化に向けてお役に立ちたい」と述べた。
 なお、北洋銀役職員と関連会社も義援金1768万6552円を10月1日付で日本赤十字社に寄付している。


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