北海道銀行(本店・札幌市中央区大通西3)は18日、本店のある道銀ビル6階にあった「住宅ローンプラザ大通」と「保険プラザ大通」を、隣接する新大通ビルディング(大通西4)内に移転、開店のセレモニーを行った。(写真は、オープニングのテープカットに臨む道銀・笹原晶博頭取=中央。左は、ほくほくTT証券・中野隆社長、右は道銀・上杉真専務執行役員=道銀提供)
同ビル1階には道銀の持ち株会社ほくほくフィナンシャルグループ(FG)の子会社、ほくほくTT証券の札幌営業部があり、住宅ローンプラザ大通と保険プラザ大通の移転によって、銀行・保険・証券の連携を強化する。
ほくほくTT証券は、ほくほくFGと東海東京フィナンシャル・ホールディングス(FH)との共同出資(ほくほくFG60%、東海東京FH40%)で今年1月4日から営業を開始。札幌営業部は当初、北3西4の札幌第一生命ビル1階に置いていたが、6月5日から新大通ビルディング1階に移転している。
今回、住宅ローン、保険の2つの窓口拠点を新大通ビルディングに移転することにより金融のワンストップサービスが実践できることになる。オープニングセレモニーで道銀の笹原晶博頭取は、「銀行・保険・証券でグループ一体になったコンサルティング業務を通じ、今まで以上にお客さまの様々な金融ニーズに幅広く対応していきたい」と挨拶した。
なお、銀行・保険・証券の連携による同一拠点での相談窓口の設置は、道内に本店を置く金融機関では初めて。