北星信用金庫(本店・名寄市)は1日、上光証券(本社・札幌市中央区)と証券取引に係る顧客紹介業務で提携した。北星信金の顧客が株式や投資信託の取引を希望した場合に上光証券を紹介して顧客ニーズに応える。(写真は、上光証券本社)
北星信金は、名寄市に本店を置き道北に20店舗、札幌市内に2店舗を展開しており、預金、貸出共に順調に増やしている。預金量は2555億円(2016年9月末の平均残高)。上光証券との顧客紹介業務の提携により、顧客サービスの範囲を拡大、利便性の高い信金として差別化を進めていく。
上光証券は、紹介された顧客に情報提供とアドバイスを行うことにより資産形成に役立ててもらう。株式や投資信託、債券、NISA(少額投資非課税制度)などが対象。上光証券が顧客紹介で信金と業務提携するのは、小樽信金、札幌信金に次いで3金庫目。