北洋銀行(本店・札幌市中央区)と帯広信用金庫(同・帯広市)の主催による北海道の食の大商談会「インフォメーションバザールin Tokyo 2015」が2日、東京・池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル4階と展示ホールAを使って始まった。鹿児島銀行や南日本銀行、鹿児島相互信用金庫など鹿児島県に本店を置く7金融機関などから構成される鹿児島アグリ&フード金融協議会が主催する「南の逸品商談会in Tokyo 2015」と8回目の合同開催で統一の冠名は「食の大商談会」。会期は3日午後4時まで。(写真は開会式。中央は高橋はるみ知事、左は石井純二北洋銀行頭取)
「インフォメーションバザール」には、札幌のほか江別や十勝、オホーツク・北見、釧路・根室など道内各地から約150社が出展、北海道の特産品であるワインとチーズを集めたコーナーや札幌商工会議所が認定する「北のブランド」コーナー、「北海道ブランドづくり」コーナー、「地方創生」コーナーなどが見どころ。
来年3月に開業する北海道新幹線をテーマにした「青函」コーナー、昨年に続き静岡県との提携による「静岡」コーナーもある。約3割が新規出展。
「南の逸品商談会」には、鹿児島を中心に宮崎、熊本の南九州全域を3つのゾーンに分けて約70社が出展、そのうち3割が初出展。京都銀行との提携による「京都」ゾーンでは和菓子やお茶など京都ならではの食材、地域産品も展示される。
北海道と南九州という日本の食糧供給基地が手を携えたこの「食の大商談会」には、小売、中食、外食など多数のバイヤーの来場が見込まれる。
北洋銀のインフォメーションバザールとしては32回目で東京開催は11回目になる。