帝国データバンク札幌支店の調べによると、2014年に創業100周年を迎える道内企業は64社あることが分かった。100年前は1914年、大正3年で日本がドイツに宣戦布告して第一次世界大戦に参戦した年。旭川信用金庫が有限責任旭川信用組合として発足したほか、苫小牧市に本社のある土木資材、鋼材卸などの阿部商事、滝川市の土木建築工事、田端本堂カンパニーなどが創業している。(写真は旭川信金本店)
大正3年の北海道は人口が約200万人で札幌区、函館区、小樽区に続いて旭川区が発足した年に当たる。
100周年を迎える64社の業種別構成比は、小売が20社で31%を占め、続いて製造が11社、17%、サービスが9社、14%と続いている。
また、地域別では後志が13社で20%、石狩と空知がそれぞれ8社で12・5%、上川が6社、9%、胆振、釧路が5社で8%なっている。
主な100周年企業は次の通り。
■旭川信用金庫(旭川市) 信用金庫
http://www.shinkin.co.jp/ask/
■旭川冨貴堂(旭川市) 書籍販売、ビデオ、CDレンタル
http://www.fukido.co.jp/
■阿部商事(苫小牧市) 土木資材、鋼材等卸、石油製品販売
■錦戸電気(苫小牧市) 電気工事
■田端本堂カンパニー(滝川市) 一般土木建築工事
http://www.thcweb.jp/
■大坂漁業(根室市) 漁業
■山下家具店(帯広市) 家具、インテリア用品
http://www.yamashita-kagu.com/