アインHD・大谷喜一社長が札証IRで講演、「オアシスでアグレッシブになった」

経済総合

 札幌証券取引所は2026年6月29日、アインホールディングス(本社・札幌市白石区)の個人投資家向け会社説明会を開催した。会場には約50人の個人投資家が参加、大谷喜一社長の説明を熱心に聴講した。(写真は、講演する大谷喜一社長)

 大谷社長は、これまで2年に一度の調剤報酬改定の変化による影響を受けてきたことについて、「調剤報酬改定後には、売り上げが伸びても営業利益が下がるという影響を受けてきたが、2026年度は調剤管理料減の改定があったが、増収増益を予想している。2000年度以降、診療報酬改定後に初めて増収増益になるのではないか」と話し、診療報酬改定の影響を受けにくくなってきた企業体質を強調した。

 株価について、「AI、半導体にはかなわないが、もう1回見直ししてもらいたいと思って海外投資家向けにIRをしようと思っている。以前、海外向けIRをして1日5件くらい1週間説明して回った。それによって株価が上がっていったことがある。今年、久しぶりに欧米を回ってみる」と海外IRを強化する考えを明らかにした。

 説明会後に、参加者から香港系ファンド、オアシスが17%の株式を保有していることについて質問があり、「オアシスが何を考えているかはわからないが、アクティビストの存在で当社がアグレッシブになったのは確か。拓銀破綻を経験しているので、北海道の企業は現金をため込む傾向がある。当社もかなりため込んでいた。それを踏み切って、フランフランを500億円のキャッシュで買い、クラフトも買収した。クラフトを買っていなかったら停滞していただろう。(オアシスは)当社をアグレッシブにした効果もある」と話していた。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER