ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)の子会社、すき家(同・同)は、牛丼チェーン「すき家」の北海道展開を加速している。2025年は新規出店が10店舗となり、2024年の4店舗から2・5倍を超えた。2025年12月現在で、道内は67店舗になっている。
(写真は、2026年2月オープン予定の「すき家札幌西町店」)
2024年1~12月の道内「すき家」新規出店は、4店舗でほぼ例年通りだった。しかし、2025年に入ると出店スピードが一気に上がった。前半はおとなしかったものの、5月21日の「札幌中の島店」(札幌市豊平区)を皮切りに、6月11日「札幌曙店」(同市手稲区)、8月1日「230号札幌川沿店」(同市南区)、9月19日「千歳あずさ店」(千歳市)、10月16日「札幌伏古店」(同市東区)、10月23日「231号音更店」(河東郡音更町)、11月14日「5号七飯店」(亀田郡七飯町)、11月18日「札幌環状通北郷店」(札幌市白石区)、11月26日「帯広5条店」(帯広市)、12月2日「38号幕別店」(中川郡幕別町)と出店が続いた。10月は2店舗、11月には3店舗と複数出店が当たり前のように展開された。
札幌市内では、パチンコ店跡地や大型施設跡地など、一定程度まとまった敷地が出てくると、ゼンショーHDが取得する例が続いている。2024年12月に閉店したアミューズメント施設「ナムコ・ワンダーシティ札幌」の跡地でも、一部を使って「すき家札幌西町店」(同市西区)の建設工事が進んでいる。こちらのオープン予定は2026年2月で、新年最初の道内新店舗となりそう。同社が仕込んでいる敷地は多く、2026年も爆速出店が継続しそうだ。



































