「ロッテリア」から「ゼッテリア」への転換が、北海道でも急ピッチで進んでいる。2025年6月の転換1号店のオープンから現在までに6店舗に増え、年内には、10店舗を超えることになりそう。このままのペースでいけば、2026年春には、「ゼッテリア」が「ロッテリア」を上回る店舗数になりそうだ。
(「ゼッテリア」転換のため、2025年11月8日に閉店する「ロッテリア札幌狸小路店」)
ロッテホールディングス(HD、本社・東京都新宿区)の完全子会社だったロッテリアは、2023年4月1日にゼンショーホールディングス(同・同都港区)に売却され、子会社になった。新しいロッテリアは、「ロッテリア」の屋号を継続する一方で、新ブランドの「ゼッテリア」を立ち上げ、「ゼッテリア」の新規出店とともに、「ロッテリア」からの転換も全国で進めている。「ゼッテリア」とは、メイン商品の絶品バーガーとカフェテリアを組み合わせて生まれたブランドで、ゼンショーの「ゼ」もイメージしている。
道内では、2025年6月12日に「ロッテリア」の転換の「ゼッテリア」北海道1号店となる「サッポロファクトリー店」(札幌市中央区)がオープン。以降、順次転換が進み、同年年11月10日(月)に「イオンモール苫小牧店」(苫小牧市)、同月20日(木)には「イオン東札幌店」(札幌市白石区)が転換オープンする。さらに、「ロッテリア札幌狸小路店」(同市中央区)が同月8日(土)、「ロッテリア札幌新琴似四番通店」(同市北区)が同月11日(火)に閉店、「ゼッテリア」に転換する予定。これらの転換によって、道内では「ロッテリア」15店舗、「ゼッテリア」10店舗になる。2026年春には2ブランドの店舗数が逆転、「ロッテリア」の灯が弱まっていくことになる。



































