熟成醤油 ラーメン「肉そば」を提供する「丸源ラーメン」を直営、フランチャイズ(FC)で展開している物語コーポレーション(本社・愛知県豊橋市)は、2025年9月下旬、北海道4店舗目となる「丸源ラーメン函館美原店」(函館市美原3丁目16-17)を出店する。(写真は、「丸源ラーメン」の看板)
「丸源ラーメン函館美原店」の出店場所は、産業道路沿いの寿司・しゃぶしゃぶ「ゆず庵函館美原店」の隣で、以前は、中古車販売店があった場所。「丸源ラーメン」は、醤油ベースのスープに、コシのある細打ち麺と柔らかく煮込まれた豚肉が特徴。スープは、3種類の醤油をブレンドしたものをベースに、香味野菜やかつお節など20種類の食材を加え、豚骨や鶏ガラで炊き込んでいる。麺は、香りが良く、風味のある小麦粉を使った丸源特性の多加水麺で、コシが強く伸びにくく、スープのコクに負けないのが特徴。看板メニューの「肉そば」で、一頭から数Kgしか取れない柔らかな豚肉を、独自のスープで煮込んでいる。
北海道1号店は、「札幌菊水元町店」(札幌市白石区)で、2022年12月28日に飲食店舗跡に居抜き出店。2号店は、2025年4月17日に、「いきなり!ステーキアリオ札幌店」跡のスペースに出店した「アリオ札幌店」(同市東区)。札幌市内3店舗目は、建設が始まっている「札幌里塚店」(清田区)で、今回の「函館美原店」は、道内では、札幌以外で初めての出店となる。「札幌里塚店」と「函館美原店」は、同時期にオープンする見通し。全国系外食チェーンの道内出店は、札幌の次に函館というケースが多い。「くら寿司」や「ゆで太郎・もつ次郎」「松屋・松のや」「焼肉ライク」などが、そのパターンを踏襲している。