サン建築設計が千歳市に企業ふるさと納税で1千万円寄附、道銀が紹介

経済総合

 賃貸マンションの設計・建設を行っているサン建築設計(本社・札幌市東区)は、千歳市に企業版ふるさと納税で1千万円を寄附したことに伴い、2025年6月2日、市から同社に感謝状が贈呈された。(写真は、感謝状贈呈式。左からサン建築設計・中村靖哉社長、千歳市・横田隆一市長)

 企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して、企業が寄附した場合、法人関係税から税額を寄附額の最大約9割が軽減される仕組み。サン建築設計は、千歳市の地方創生プロジェクトの一つである『妊娠、出産、子育てに関する希望を叶える事業』に1千万円を寄附した。

 2025年6月2日、千歳市役所で行われた感謝状贈呈式で、横田隆一市長は、「千歳には、若い子育て世代も多く居住し、さまざまなニーズが寄せられている。そうした市民の声にしっかり応えていくため、大切に活用させていただく」と謝辞を述べた。サン建築設計の中村靖哉社長は、「自分が生まれ育った千歳で、子どもたちが健やかに暮らせる一助になればと考え、寄附を決めた。今や北海道だけでなく、日本中から注目されているこのマチから、日本、世界で活躍する人材が巣立ってほしい」と挨拶した。

 サン建築設計が、千歳市に企業版ふるさと納税を行ったのは、北海道銀行(本店・札幌市中央区)の紹介によるもの。道銀は、道内自治体と企業版ふるさと納税の活性化に関する契約を締結しており、今回は、千歳市の対象事業を同社に紹介、寄附が実現した。同社は、次年度以降も継続して千歳市の応援を行っていく予定。

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