パチンコ店運営のフリーディング(本社・札幌市南区)の破産申請に伴い閉店した「CUBE annex店」(同市同区澄川3条2丁目4-8)が、「ゾーン澄川店」として再開される見通しだ。運営事業者は、セイザン(本社・札幌市中央区)グループ。(写真は、「CUBE annex店」)
フリーディングは、パチンコ・スロット店の「CUBE澄川店」(札幌市南区)、「CUBE琴似店」(同市西区)、「CUBE annex店」の3店舗を展開していたが、2021年1月に「CUBE澄川店」、2022年7月に「CUBE琴似店」をそれぞれ閉店。以降は、「CUBE annex店」の1店舗で営業を続けてきた。しかし、同店も2025年4月に閉店。それに伴い、フリーディングは、同年5月6日に事業を停止、破産申請の手続きに入った。負債額は、10億円程度と見込まれている。
こうした中、「CUBE annex店」が、「ゾーン澄川店」として再開されることになった。「ゾーン」は、セイザングループが展開していたパチンコ・スロット店の屋号。同社は、2024年3月に「ゾーン川沿店」(札幌市南区)、2025年3月には「ゾーン平岡店」(同市清田区)を閉店、現在は、「遊び工房恵庭店」(恵庭市)の1店舗を営業している。「ゾーン澄川店」の再開で、「ゾーン」の屋号が、復活することになる。セイザンに確認すると「グループが運営します」との返答だった。オープン時期は、夏頃の予定。
セイザングループは、パチンコ・スロットのアミューズメント事業のほか、スパサウナ・カプセルホテルの「ニコーリフレ」、カプセルホテルの「CITY CABINすすきの」、飲食の「GAjA」、「特急焼肉せいざん」、居酒屋、携帯電話ショップなど多業種を展開している。