アミューズメント施設「キャッツアイ」が同業の「メジャーロード」(新潟県)をM&A

経済総合

 アミューズメント施設「キャッツアイ」を展開している北東商事(本社・札幌市手稲区)は、2024年12月16日付で新潟県のアミューズメント施設運営会社、有限会社ヤジマレンジャー(同・新潟市西蒲区)の全株式を取得、子会社化した。(写真は、「キャッツアイ新札幌店」)

 ヤジマレンジャーは、新潟県を拠点に「メジャーロード」の屋号で、4店舗のアミューズメント施設を展開している。今回、仲介により北東商事が、子会社化した。譲渡額は非公開。「メジャーロード」の屋号を継続、内藤正志代表取締役は、退任して顧問に就任、北東商事の髙橋徹代表取締役が兼務する。他の社員は異動せず、職務を継続する。

 北東商事は、道内に11店舗と関東に3店舗(東京都1店舗、千葉県2店舗)を展開しているが、新潟県には拠点がなかった。ヤジマレンジャーの子会社化により、共同仕入れによるスケールメリットが生かせ、コスト低減につながるほか、両社のノウハウを共有、事業成長を目指すことが可能になる。

 北東商事は、「キャッツアイ」の新たな価値提供としてカプセルトイの大型専門コーナー「ガチャニコBASE」を店舗内展開しており、来店客増に繋げている。今後は、「メジャーロード」店内でも導入を検討する。北東商事が、M&A(買収合併)を行うのは、焼きたてパンのボストン(本社・札幌市手稲区)を2021年1月に子会社化して以来となる。

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