2024年11月1日から全面稼働を始めた北海道新聞社・新本社(札幌市中央区大通東4丁目1)の1階に、定食・居酒屋の「加藤商店」とそば・一品料理の「S&S(エスアンドエス)」が、テナント入居する。2025年2月にオープンする。両店舗ともに、道新新本社がある創成イースト地区で実績のある飲食店。(写真は、北海道新聞社新本社ビル)
「加藤商店」は、北海道にこだわった料理と空間を提供、お客と生産者の架け橋になることをコンセプトにしている飲食店。生産者が丁寧に育てた安心・安全でおいしい食材を、店主自ら各地を回って見つけ出し、料理人の技で磨きをかけて、お客に提供。お客の反応や感想を生産者に届けるなど、食を通じた環をつくることで、人と人を繋げ、北海道の食文化に貢献していくことを目指している。現在は、「本店」(南1条東5丁目1-56)と「市民ギャラリー店」(南2条東6丁目、札幌市民ギャラリー内)、テイクアウト専門店の「ル・トロワ店」(大通西1丁目、ル・トロワ1階)を展開している。
「S&S」は、食を通じて多くの人が集まり、関わり合うことによって、街の“ハブ(Hub)”となり、新たな発想やコミュニティが生まれていくような場をつくることを目指している。現在は、「stem」(南2条東2丁目8-1、大都ビル1階、仲通り側)と「大友堀トーチ」(同、南1条通側)を展開している。
北海道新聞社は、2024年11月末に2者と定期建物賃貸借契約を締結、現在、内装工事を進めており、2025年2月にそれぞれオープン、ランチとディナーの提供を予定している。