特徴的な真っ黒な中華そばで知られる「末廣ラーメン本舗」が、北海道に初進出する。「末廣ラーメン本舗札幌北24条分店」(札幌市北区)がそれで、オープンは、今冬の予定。(写真は、「末廣ラーメン本舗札幌北24条分店」の出店場所)
出店場所は、北区北23条西5丁目2-33、フラワービル1階。「札幌サンプラザ」の宮の森・北24条通を挟んだ向かい側のビル。以前は、「生鮮中央市場」の店舗があった一角。既に「近日オープン」の貼り紙が掲出されている。
「末廣ラーメン本舗」は、京都駅前の屋台が発祥の「新福菜館本店」から直伝で受け継いだ味をベースに、雪国、東北に合うように改良した中華そばで、濃口醤油タレと中太ストレート麺、薄切りチャーシューが特徴。真っ黒な中華そばが特徴となっているが、それは「新福菜館」から直送の京都・溜り醤油を用いた返しの色が、ベースになっているため。
スープは、豚骨に頼らずに多くの豚肉を使い、鶏、野菜も加えて時間をかけて煮込んでいる。肉や野菜は、地域の店舗から調達、昔ながらの羽釜で仕込む製法を取っている。運営しているのは、ふくまる(本社・秋田県秋田市)で、本店のある秋田市に2店舗のほか、FC(フランチャイズ)を含めて東北では、青森市、八戸市、盛岡市、仙台市など6店舗、関東では、高田馬場、新橋、富士河口湖の3店舗を展開している。