宿泊施設が足りない紋別市に工事事業者特化宿泊施設「ワークマンハウス紋別」オープン

経済総合

 北海道を中心に、工事事業者支援事業などを展開するレッドホーストラスト(本社・札幌市中央区)は、2024年10月21日、工事事業者の出張に特化したビジネス宿泊施設「ワークマンハウス」を、紋別市南が丘7丁目3-5にオープンさせた。全30室のプライベート個室で、長期滞在中も快適に過ごせる。紋別市では、オンシーズンに宿泊施設が足りない状況が続いており、新たな宿泊施設の登場で入り込み増の追い風になると、観光関係者は期待している。(写真は、2024年10月21日にオープンした「ワークマンハウス紋別」)

「ワークマンハウス」は、周辺の観光ホテルなどと比較して、割安な料金で宿泊できる。通年で一定の料金設定のため、観光シーズンの料金アップも行っておらず、安心して利用できる。工事のない週末の一時帰宅時には、1泊500円で部屋をキープできるため、荷物をそのまま置いて自宅に戻ることも可能。

 長期滞在を快適にするため、部屋には、スマートテレビ、冷蔵庫、Wi-Fiなどを完備、喫煙部屋も用意している。朝食は、軽く済ませたい人からしっかりと食べたいという人に対応し、特製の豚汁とバイキング形式の出汁茶漬け、うどんなどを提供。早朝から仕事がある工事事業者向けには、朝6時から朝食を提供している。また、日替わりで昼食用弁当(1食500円)で提供する。夕食は、栄養バランスを考慮した日替わりメニューを揃えている。

 オープンした「ワークマンハウス紋別」は、紋別丸瀬布線沿いに立地し、中心市街地からは約1・5㎞離れている。素泊まり1泊5900円(税込み)、朝夕2食付7800円(同)、11月~4月は暖房費1泊500円(同)別途必要。「ワークマンハウス」は、平均リピート率70%、「紋別」は道内20店舗目になる。

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