「サッポロ クラシック富良野VINTAGE」ホップ投入式、サッポロビール北海道工場で実施

経済総合

 サッポロビール(本社・東京都渋谷区)は2024年8月28日、同社北海道工場(恵庭市戸磯542-1)で、北海道限定「サッポロ クラシック富良野VINTAGE」のホップ投入式を行った。発売以来17年目となる「サッポロ クラシック富良野VINTAGE」は、2024年10月16日から店頭販売される。(写真は、ホップ投入式に臨む恵庭市・原田裕市長=左と上富良野町・斉藤繁町長)

「サッポロ クラシック富良野VINTAGE」のホップ投入式は、毎年この時期に行われているもので、サッポロビールの契約農家が育てた上富良野町産の生ホップを仕込室の煮沸窯に投入するセレモニー。サッポロビール北海道工場が立地している恵庭市の原田裕市長と、生ホップ産地の上富良野町から斉藤繁町長が参加、2人で摘みたての生ホップが入ったバケツを持って窯に入れた。

 原田市長は、「この季節が来たことを改めて感じている。恵庭から今年も『富良野VINTAGE』をお届け出来ることをうれしく思う」と話した。斉藤町長は、「昨年は猛暑だったが、今年は穏やかな天候だったので、ホップの出来も良いと聞いている。出来上がりを楽しみにしている」と語った。

 サッポロビールが使用しているホップは、収穫から使用するまでに、通常は1年ほどかかる。保管中に香気が変化するのを防ぐため、乾燥、粉砕、成形したペレット状のホップを使用している。「サッポロ クラシック富良野VINTAGE」は、収穫したホップをすぐに冷蔵輸送して使用しており、生ホップのフレッシュで芳醇な香りが楽しめる。サッポロビール北海道工場の日比野卓也工場長は、「今年は、作柄が非常に良いのでおいしい『富良野VINTAGE』になることを楽しみにしている。摘みたてのホップを使うため、難しい商品作りが要求されるので、緊張感を持ちながら製造したい」と話していた。

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