「北洋銀行北野支店」跡地に「松屋・松のや」複合店

経済総合

 松屋フーズホールディングス(本社・東京都武蔵野市)の子会社、松屋フーズ(同・同)は、札幌市清田区北野7条5丁目12-30に、牛めし・カレー・定食・その他丼の「松屋」と、とんかつ店の「松のや」の複合店舗を建設中だ。(写真は、「北洋銀行北野支店」跡地に建設中の「松屋・松のや」複合店)

 松屋フーズは、2024年に入ってから出店を強化している。3月27日に「旭川四条店」(旭川市)、6月13日に「音更店」(河東郡音更町)、同月23日に「恵庭店」(恵庭市)、7月18日に「苫小牧店」(苫小牧市)を次々と新規オープンさせた。これまでは、札幌市内と旭川市内だけの展開だったが、今年に入ってからは、両市以外にも積極出店している。店舗形態は、いずれも「松屋・松のや」の複合店舗。

 札幌市清田区で建設中の店舗も、「松屋・松のや」の複合店舗。出店場所は、東北通と厚別滝野公園通の交差点角で、以前は、「北洋銀行北野支店」があったところ。同支店は、2021年6月に店舗内店舗として「大谷地支店」内に移転した。その後、建物は解体され、2021年11月に土地所有権は、北洋銀行(本店・札幌市中央区)から北開技研工業(本社・同市豊平区)に移り、一時は、同社の車両・工事用品置き場に利用されていた。

 既に、現地では、「松屋・松のや」のポールサインが建てられ、店舗もほぼ完成している。隣接地には、「ツルハドラッグ北野店」「ダイソー北野7条店」があり、飲食と物販の集積が進む。オープン時期は未定だが、2024年中には、営業を始める見通し。現在、道内には「松屋」単独店が、札幌市9店舗、旭川市1店舗、「松屋・松のや」複合店が、札幌市3店舗、旭川市2店舗、音更町、恵庭市、苫小牧市に各1店舗の計8店舗、「松のや・マイカリー食堂」複合店が、札幌市に2店舗ある。「松屋・松のや」複合店の積極出店が続きそうだ。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER