北海道初のクロフィン専門店「発酵ミルクバター本舗」、「マルヤマクラス」にオープン

経済総合

 札幌を中心に「大衆串横丁てっちゃん」「北海道大衆酒場さぶろう」「北海道イタリアン食堂ビビデバルデムーン」など21店舗を展開するSMILE SOL(本社・札幌市中央区)は、あす2024年7月10日(水)、札幌円山の商業施設「マルヤマクラス」1階に北海道初のクロフィン専門店「発酵ミルクバター本舗」をオープンさせる。(写真は、「発酵ミルクバター本舗」が手掛けるクロフィンのラインナップ)

 クロフィンは、クロワッサンとマフィンを組み合わせた新感覚スイーツ。オーストラリアで誕生し、ニューヨークで大ブレイクした。外はサクサク、中はふわふわの食感が特徴。「発酵ミルクバター本舗」では、1908年創業で116年の歴史がある、紋別郡興部町の有限会社パインランドデーリィの発酵ミルクバターと100%の北海道産小麦を使用したクロフィンを提供する。

 パインランドデーリィは現在、約2000頭の牛を飼育するギガファームで、輸入飼料をほとんど使わずに、自社生産している牧草を餌に使って、飼育している。生産される生乳は、オホーツクの牧草を食べて育っていることから、文字通り北海道産の生乳となっている。その生乳を原料に作ったバターミルクを乳酸菌で発酵させて製造するのが、発酵乳の発酵ミルクバター。わずかに酸味があり、軽くふんわりとした舌触りが特徴。

 店舗のプロデュースは、hanninmae(半人前)が担当。hanninmaeは、「まるやまめろん」や「ミルクドドレイク」、「マルヤマベーグルLOOP」などを手掛けた食のコンサル集団で、今回も商品、デザインなどをトータルプロデュースした。商品ラインナップは、「生乳クリーム」280円、「とろけるカスタード」330円、「シナモンアップルパイ」400円など(税込み価格)。

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