「びっくりドンキー」北海道1号店の「西野店」、ロバの看板継続して2024年7月18日リニューアルオープン

経済総合

 ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開しているアレフ(本社・札幌市白石区)は、改装休業中の「びっくりドンキー西野店」(同市西区西野3条3丁目4-7)を2024年7月18日(木)にリニューアルオープンさせる予定だ。同店は、同社の北海道1号店。40数年ぶりの大規模改装となるが、内外装ともに既存イメージを踏襲、ロバをモチーフにした看板(ポールサイン)も継続して使う。(写真は、2024年7月18日にリニューアルオープン予定の「びっくりドンキー西野店」)

「びっくりドンキー西野店」は、岩手県盛岡市発祥の同社が、1980年にオープンさせた北海道1号店。当初の店舗名は別の名称だったが、1986年に「びっくりドンキー」に改称した。オープンから44年、これまでも小規模な改装を行ってきたが、今回は、開店以来の大掛かりなリニューアルになる。2024年6月7日から一時休業しており、41日間かけて、内外装のほか客席やキッチンの改装を行う。店舗面積は約88坪。

 具体的には、小上がりをなくしてボックス席に変更するほか、ボックス席を一つ減らして、これまでなかったウェイティングスペースにする。これにより、ボックス席29、110席になる。「びっくりドンキー」の特徴でもあった木製観音開きのメニューから、タブレット端末を利用したテーブルトップオーダーシステムに変更し、会計も自動精算機を導入する。同社によると、テーブルオーダーシステムと自動精算機をセットで導入している店舗は、全国344店舗中で3割になっており、北海道では全41店舗中、33店舗になっている(2024年5月末現在)。

 また、開店以来、掲げているロバをモチーフにしたポールサインは、新しい看板をつけてデザインは踏襲する。アレフ広報によると、「リニューアルの目的は、お客さまの快適性と利便性の向上。当社の北海道展開の始まりの店なので、そうした思いも込めてリニューアルを行っています。また、新しい取り組みも始めます」と話している。

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