「びっくりドンキー」のアレフ、米国発ハンバーガーチェーン「カールスジュニア」運営権譲受

経済総合

 ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開するアレフ(本社・札幌市白石区)は2024年6月24日、カールスジュニアジャパン(同・東京都中央区)が展開しているハンバーガー店舗「カールスジュニア」全4店舗(東京都、神奈川県)の運営権を譲受、2024年7月1日より運営を開始すると発表した。(写真は、「カールスジュニア秋葉原中央通リレストラン」)
(写真は、オリジナルアンガスバーガー)

「カールスジュニア」は、世界40ヵ国以上に約3800店舗を展開している、米国発の高級ハンバーガーチェーン。日本には、2016年3月に進出、「秋葉原中央通リレストラン」(東京都千代田区)が1号店。「カールスジュニア」は、一度、日本に進出したが撤退しており、同店は再出発の店舗。運営しているのは、ミツウロコグループホールディングス(本社・東京都中央区)100%出資のカールスジュニアジャパン。1号店のほか、「ららぽーと湘南平塚レストラン」(神奈川県平塚市)、「ダイバーシティ東京プラザレストラン」(東京都江東区)、「横須賀中央レストラン」(神奈川県横須賀市)の計4店舗だが、1号店出店から8年で、アレフが運営権を譲り受けた。「カールスジュニア」が使用するビーフパティは、オーストラリア産ビーフだが、農場から加工まで全工程を管理しており、食の安全安心を徹底している。

 アレフは、「『カールスジュニア』の運営権を譲り受けることで、グローバルチェーンの品質管理や事業戦略、お客さまの多様化するニーズへの対応など、多くのことを学びたい」(広報)としている。アレフは、これまで自社で業態開発を行ってきた。今回、「カールスジュニア」を加えることで、業態開発の多様化を図る。当面、4店舗の運営に注力、新規出店は未定。

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