フィギュア、玩具などの買取・販売を行っている「ジャングル札幌店」が2024年6月29日(土)、札幌市中央区南2条西1丁目7-1の二番館ビル1階に移転オープンする。この界隈は、札幌中心部のサブカルチャー店舗が集積しており、「ジャングル」の出店でさらに厚みが増しそう。(写真は、2024年6月29日にオープンする「ジャングル札幌店」)
「ジャングル」は、有限会社ジャングル(本社・大阪市浪速区)が展開している中古フィギュアや玩具などのエンターテインメントホビーショップ。大阪市、東京都、名古屋市、北九州市に店舗があり、「札幌店」は2014年10月、南3条西5丁目1-1のノルベサ3階にオープンした。今回、オープン10年を節目に売り場面積拡大を図るため、移転することにした。
新しい「ジャングル札幌店」は、2021年6月30日に閉店した「とらのあな札幌店」跡への居抜き出店。「とらのあな札幌店」は、虎の穴(本社・東京都千代田区)が展開するマンガ、アニメ、同人誌、キャラクターグッズなどの店舗で、2003年11月にオープンした。しかし、コロナ禍の人流抑制で店舗戦略を見直すことになり、閉店を余儀なくされた(現在は、とらのあな出張所として駿河屋札幌店内に出店)。
以降は、空き店舗だったが、このほど同じサブカルチャーの店舗が入ることになった。隣接する丸大ビル2階には、コスプレ衣装やグッズ、アニソンアーティストや声優のイベントも行う、アニメ専門ショップ「アニメイト札幌」、北専ビルには、ホビー、アニメグッズ買取・販売の「BOOKOFF札幌南2条店」もある。西2丁目通に沿った、札幌二番街商店街のこの界隈は、サブカル系ショップの集積が進む。