JR札幌駅前の「札幌センチュリーロイヤルホテル」(札幌市中央区北5条西5丁目2)が2024年5月31日(金)に閉館することに伴って、ひと足先に1階にあるインターネット&コミックカフェの「アイ・カフェ札幌センチュリーロイヤルホテル店」が、同年3月21日(木)に閉店する。(写真は、閉店する「アイ・カフェ札幌センチュリーロイヤルホテル店」)
「札幌センチュリーロイヤルホテル」は、1973年5月、当時の札幌国際観光が「札幌ロイヤルホテル」(現在は閉館、跡地に明和地所マンションとリンナイの社屋が建っている)に次ぐシティホテルとして開業させた。その後、資本の変遷を経て、2010年8月に運営会社がマルセンクリーニング(本社・釧路市)に移った。建物オーナーは、住友生命保険相互(同・大阪市中央区)だが、「札幌センチュリーロイヤルホテル」とオフィスの複合ビルの老朽化が進んでいることから建て替えのため、今年5月末での閉館を決めていた。
「アイ・カフェ」は、アイ・カフェ(同・横須賀市)が展開しているインターネット&コミックカフェで、「札幌センチュリーロイヤルホテル店」は、2005年に開店。2012年から山本ビル(同・旭川市)がFC(フランチャイズ)運営を続けてきたが、営業開始から通算19年、3月21日10時をもって閉店することになった。これによって、道内の「アイ・カフェ」はなくなる。山本ビルは、パチンコ&スロット「アルファ」を旭川市で展開しているほか、「いきなり!ステーキ」、「ペッパーランチ」、「からやま」の飲食系FC展開を行っている。「アイ・カフェ札幌センチュリーロイヤルホテル店」の閉店によって、同社が運営するネットカフェ店舗はゼロになる。