ゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)の子会社、ゲオストア(同・同)が展開している「ゲオ札幌環状通東店」(札幌市東区北14条東15丁目3-10)は、あす2023年12月16日(土)にリニューアル、食品や日用品の売り場を開設する。来店動機を高めるのが狙い。(写真は、「ゲオ札幌環状通東店」)
国内の音楽・映像レンタル市場は急速に縮小している。ゲオHDの調べでは、2012年に2224億円あったこの市場は、2022年には568億円とおよそ4分の1になったという。こうした中で、ゲオHDは音楽・映像レンタルの国内トップシェアをより盤石にするため、来店動機を高める強化商品を設定している。①スマホ・タブレット・PCのリユース②AV家電のリユース・新品③食品④生活用品がその強化商品で、「ゲオ札幌環状通東店」では、リニューアルを機に食品、家庭用品の売り場を新たに設けた。リニューアルは、店舗営業を続けながら行った。
販売するのは、酒や飲料、菓子、日用雑貨品、化粧品、ペット用品など。音楽・映像レンタル店舗では、一部で菓子などを置いているが、「ゲオ札幌環状通東店」は、小型のドラッグストア並みのスペースを確保しており、カップ麺も充実させている。全国の「ゲオ」では、リニューアルを機に食品、日用品を揃えるケースが増えており、道内店舗でも続々と登場しそうだ。