北雄ラッキーが札証本則市場に重複上場、桐生宇優社長「買い物客に株主になってもらいたい」

経済総合

 北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は、2023年10月6日に札幌証券取引所本則市場に重複上場した。同社は現在、東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、札証に重複上場することで、道内の個人株主を増やしたい意向。(写真は、札証の鐘を鳴らす北雄ラッキーの桐生宇優社長=札証提供)

 この日、札証2階会議室で札証の小池善明理事長から、北雄ラッキーの桐生宇優社長に、有価証券上場通知書と記念の木槌が贈られた。桐生社長らは、上場記念と五穀豊穣を願い、恒例となっている「札証の鐘」打鐘を計5回行った。桐生社長は、「札証IRを通じて、地域の買い物客に株主になってもらいたい」と札証に重複上場する狙いを話した。

 道内に本社を置く食品スーパーで札証に重複上場しているのは、東証プライムのアークス(本社・札幌市中央区)、スタンダードのイオン北海道(同・同市白石区)、スタンダードのダイイチ(同・帯広市)の3社で、北雄ラッキーは4社目。なお、10月6日現在の株価と時価総額は次の通り。
◆アークス 2732円 1574億9900万円◆イオン北海道 867円 1208億7700万円◆ダイイチ 835円 95億5100万円◆北雄ラッキー 3045円 38億5100万円

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