映画興行などを展開している東京テアトル（本社・東京都新宿区）の100%子会社、札幌開発（同・札幌市中央区）は、狸小路4丁目にテイクアウトのモツ串煮込み専門店「串もつ」を2023年10月3日（火）にオープンさせる。テイクアウト専門店は、同社初の取り組み。
（写真は、テイクアウト専門の「串もつ」がオープンする「たぬきや」）
「串もつ」は、札幌市中央区南3条西4丁目18のおみやげ店「たぬきや」ビル1階の銀行ATMのあったスペースを利用して出店する。店舗規模は約1・4坪。狸小路商店街では、「食べ歩き」を食文化の一つとして普及させようという動きがあり、「たぬきや」から焼き鳥「串鳥」を展開する札幌開発に出店の依頼があった。
札幌開発では、店舗スペースに制限があって焼き鳥を焼くスぺースを確保できないため、テイクアウト専門店を志向。今回新たに開発した「串もつ」の専門店にすることにした。営業時間は12時～21時を予定、定休日は火曜日、現金を扱わずキャッシュレス決済のみとする。
今回の「串もつ」には、八丁味噌を利用しており、3種類を用意、価格は1本税込み300円。同店限定で販売し、「串鳥」店舗では販売しない。札幌開発では、「新店舗の状況を見ながら、新商品のアンテナショップ的な役割も持たせたい」と話している。
