札幌市東区北44条東8丁目の禎心会病院跡地に、回転寿司の「スシロー」、とんかつ・カツ丼の「かつや」が今秋にもオープンする。現在、店舗の建設工事が進んでおり、この地域の新たな飲食ゾーンとして賑わいを集めそう。(写真は、禎心会病院跡地で建設が進む「スシロー」と「かつや」)
禎心会病院は、2015年に新病院に移転、旧病院はグループのクリニックなどが入っていたが、昨年移転し8月から建物の解体工事に入った。解体工事は今年春先に終了し、更地になっていた。土地所有者は社会医療法人禎心会だったが、今年4月に中山組(本社・滝川市)が取得、5月から店舗建設に入っている。
「スシロー」の店舗は、敷地南側に建設中。建築主はFOOD&LIFE COMPANIES(本社・吹田市)の子会社、あきんどスシロー(同・同)の新居耕平社長。設計はAC-K設計(札幌市白石区)、施工は太平ホーム北海道(本社・同市厚別区)。工期は2023年5月17日から同年9月13日。「スシロー」は、札幌市内7店舗を含め道内16店舗を展開。路面店の新店舗は、移転新築で2022年7月にオープンした「発寒店」(札幌市西区)以来で、道内17店舗目。
敷地北側には「かつや北44条店」の建設が進んでいいる。「かつや」は、ホームセンターの「ムサシ」や「ビバホーム」を展開しているアークランズ(関東本部・さいたま市浦和区、三条本社・新潟県三条市)のグループ会社、アークランドサービスホールディングス(本社・東京都千代田区)子会社のかつや(同・同)が直営・FC(フランチャイズ)運営している。
「北44条店」は、「札幌伏古店」(札幌市東区)をFC運営している浄藏(本社・同)が手掛ける。「かつや」は、直営・FCで札幌市内11店舗を含む道内20店舗を展開している。8月初めには別のFC事業者が「岩見沢店」(岩見沢市)をオープンさせる予定で、「北44条店」はそれに続く新店舗。これによって、「かつや」の道内店舗数は22店舗になる。