わかさいも本舗(本社・虻田郡洞爺湖町)などわかさいもグループのコートドールプロパティ(本社・札幌市豊平区)は、2月下旬に「欧風菓子コートドール山鼻店」(同市中央区南15条西7丁目)をオープンさせる。(写真は、「欧風菓子コートドール山鼻店」の出店場所=右側の賃貸マンション1階)
コートドールプロパティは、前身の札幌コートドールが1980年に札幌で創業した欧風菓子専門店。わかさいもグループの事業の一貫としてスタートしたもので、2009年に若狭地所と札幌コートドールが合併、コートドールプロパティになった。
現在は、「コートドール平岸本店」(札幌市豊平区平岸6条9丁目)と「コートドールレストランプラザ札幌店」(同市中央区南4条西5丁目、レストランプラザ札幌1階)、2022年10月7日にオープンした「コートドール札幌アピア店」(同市同区北5条西4丁目、アピアEWST)を展開している。また、「レストランコートドール」(同市同区宮ヶ丘1丁目)も運営している。
2月下旬にオープンする「コートドール山鼻店」は、市電山鼻線沿いで、間もなく完成する賃貸マンション1階に入る。土地は以前、月極駐車場、南15条未来パーキングだったところで、2021年8月にわかさいもグループのダブリュ・コーポレーション(本社・札幌市豊平区)が取得した。ダブリュ・コーポレーションは、回転寿司「海天丸」や「北々亭」、炭火焼肉「ブルスタ」、とんかつの「かつ吉」などを展開している。
賃貸マンションは、敷地面積約215坪(712・01㎡)、建築面積約67坪(224・06㎡)、鉄筋コンクリート造、地上12階建て。44戸、延べ床面積は約722坪(2384・42㎡)で、ダブリュ・コーポレーションが建築主になっている。賃貸マンションと店舗は、わかさいもグループの所有、運営となる。