コメダホールディングス(本社・名古屋市東区)の子会社、コメダ(同・同)は、小樽市色内2丁目にコメダ珈琲店小樽運河通り店を12月にオープンさせる。立地場所は、小樽運河沿いを走る小樽臨港線沿い。コメダ珈琲店は今回の店舗で北海道内19店舗になる。(写真は、建設が進んでいるコメダ珈琲店小樽運河通り店)

 コメダ珈琲店小樽運河通り店をFC(フランチャイズ)運営するのは、地元小樽市に本社を置き、とび・土木事業を行っている三建工業。異業種進出として飲食業を選択、コメダ珈琲店のフランチャイジーになった。
 現場では、店舗の建設工事が進んでいる。建築主は店舗運営者の三建工業、設計、監理は一級建築士事務所関口建築計画、施工は大和リース(本社・大阪市中央区)札幌支店(札幌市東区)、工期は2022年8月24日から同年12月15日まで。現在は、写真のように木造の骨組みがほぼ完成した状態。

 コメダ珈琲店は、街のリビングルームがコンセプト。こだわりの珈琲や人気のシロノワール(ふんわり焼いたデニッシュパンにたっぷりのソフトクリームをトッピングしたもの)などを提供。北海道には2016年8月に進出、現在は札幌市10店舗のほか江別市、苫小牧市、函館市、北斗市、釧路郡釧路町、旭川市、帯広市に各1店舗を展開、今年9月1日に北見市にも出店、計18店舗を展開している。

 今年8月18日からレトロ可愛い5種のクリームソーダ「カラフルクリームソーダ」を新商品として販売開始、SNSでも話題になってファミリー層や推し活を楽しむお客に好評だという。コメダ珈琲店やおかげ庵などコメダが展開する全業態の国内・海外店舗数は、2022年8月末現在で965店舗。8月のFC向け卸売売上高は、既存店で前年同期比105・8%だが、コロナ前の2019年8月比では97・3%とコロナ前水準に戻っていない。


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