長沼あいす(本社・夕張郡長沼町)はきょう7月12日、「あいすの家とエトセトラ」をオープンさせる。旧「長沼本店」の向かい側で建物の広さは約2倍となり、駐車スペースも広くなる。また、「ながぬま市場」と名付けた野菜等の直売所も設ける。(写真は、きょう7月12日にオープンする「あいすの家とエトセトラ」)
長沼あいすは、1994年7月からアイスショップ「あいすの家」の展開を始め、1995年5月に夕張郡長沼町西11線南6番地で「あいすの家 長沼本店」をスタートさせた。以来、商品数を増やし製造工場の拡大を進めてきたが、店舗、工場ともに手狭になってきたことから、国道274号線の向かい側の敷地約2000坪(約6600㎡)を利用して新店舗兼工場の建設を進めてきた。
竣工した建物は、鉄骨2階建てで延べ床面積は約606坪(約2000㎡)。設計、監理はストアプロジェクト(札幌市中央区)、施工はイチケン(本社・東京都港区)の札幌支店(札幌市中央区)。1階は店舗と加工場、2階は事務所で、1階店舗の面積はこれまでの2倍の広さになっている。人気のジェラートの種類も約40種類に増やした。新たにパンの製造を行い、チーズケーキも販売。さらに、「エトセトラ」の店舗名にもあるように「ながぬま市場」を併設している。新鮮野菜や俊の果物、手造り漬物も販売する。
新店舗の建物は、「あいすの家」のコーポレートカラーであるピンクを採用、屋根は2段の勾配がついたギャンブレル構造を採用している。この2段勾配屋根は、かつて畜舎によく使われた屋根で、現在も農村にはこの屋根を利用した建物が残っており、新店舗は畜舎をイメージしている。