クリーニングのエンパイアー(本社・札幌市北区)が、来年の創業110周年に向けて店舗再編成を進めている。6月には老朽化した店舗やエリア再編を目的に6店舗を閉店する。(写真は、6月13日に閉店する「エンパイアー栄通店」)

 同社は、1912年に釧路市で創業した老舗クリーニングの企業。本社の他13支店19工場を有し、店舗は札幌を中心とした道央圏、釧路市や帯広市など道東圏、函館市などの道南圏のほか関東にも配置、約190店舗を直営・チェーンで展開している。

 コロナ禍で外出自粛やテレワークなどが増加していることや冠婚葬祭の自粛などが響き、クリーニング需要も影響を受けているという。そうした中で、今年に入ってから閉店を積極化。1月31日に「北店」(札幌市北区北17条西4丁目2—20)を閉店したのに続き、6月10日(木)に「石山店」(同市南区石山2条4丁目4—7)、13日(日)に「栄通店」(同市白石区栄通10丁目2—19)、20日(日)に「ラッキー朝里店」(小樽市新光2丁目3—8、ラッキー朝里店駐車場敷地内)と「ホクレンショップ新発寒店」(札幌市手稲区新発寒4条1丁目1—60、同店店内)、30日(水)に「長橋店」(小樽市長橋2丁目18ー5)をそれぞれ閉店する。「来年の創業110年に向けて、かねてから計画してきた老朽化店舗とエリア再編成の一環としての閉店」(同社営業本部)と話している。


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