中古車のネクステージ、札幌・新発寒の下手稲通沿いに総合店舗出店

経済総合

 中古車販売、買取査定、車検で東京証券取引所1部、名古屋証券取引所1部のネクステージ(本社・名古屋市中区)は、札幌市手稲区新発寒5条1丁目に新店舗を開設する。同社は現在、清田区内で3店舗(買取併設店は2店舗)を展開しているが、札幌市西方面にも出店することで東西に販売ネットワークを広げる。(写真は、ネクステージが出店する予定の敷地)

 ネクステージは、昨年8月にパチンコ「ダイナム美しが丘ゆったり館」の店舗跡を一部利用して「ネクステージ札幌美しが丘店」(札幌市清田区美しが丘4条10丁目1-ー7)をオープンさせている。同社は、「SUV LAND札幌」、輸入車を取り扱う「ユニバース札幌」(いずれも清田区)も展開しており、買取併設店も含めると5店舗がある。

 今回、下手稲通沿いの北発寒公園の向かい側にある更地を利用して店舗を新設する。出店場所には飲食店や携帯電話ショップがあったが、2015年頃から更地になっていた。土地面積は、約2481坪(約8190へ㎡)で、現在の土地所有者は、山地ユナイテッド(本社・札幌市中央区)とヤマチフアニチヤー工業(同・同市西区)。

 ネクステージは、21年11月期に、総合店舗を全国で9店舗出店することにしており、新発寒の出店も今期中とみられる。なお、同社の今11月期は、売上高は前期比16・1%増の約2800億円、営業利益は同61・2%増の約110億円、純利益は同60・3%増の約76億円を予想している。

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