昨年9月30日で閉店したケーキ・洋菓子の「不二家・琴似中央店」(札幌市西区琴似1条4丁目2ー12)跡に、居酒屋の「ふる里グリル」が明日30日(火)にオープンする。(写真は30日にオープンする居酒屋「ふる里グリル」)
「不二家・琴似中央店」は、北海道の不二家FC(フランチャイズ)1号店で、半世紀以上の歴史を持つ店舗だった。1955年に琴似1条1丁目でFC1号店としてスタート、現在地に移ってからでも44年間営業をしてきた。コロナ禍の影響と競合店の増加、オーナーの高齢化などが重なり惜しまれて閉店したのが、昨年9月30日だった。
それから、半年、店舗は居酒屋となって新たなスタートを切る。運営するのは、ヤマタケ(本社・札幌市西区)で、店舗名は「ふる里グリル」。ヤマタケは、札幌市内で「ふる里琴似本店」(西区)と「ふる里札幌総本店」(中央区)の2店舗を展開しているほか、仕入れ加工部門のヤマタケ水産を有し、この工場から各店舗に直送している。「ふる里グリル」は、魚介のグリル料理をメインとした新コンセプトの店舗になる。
営業時間は、昼が正午から午後2時、夜が午後5時から午後10時30分。「不二家」から「ふる里グリル」に新しい顔となって琴似の賑わいを形づくる。