北海道総合技術研究所が南1条道銀ビルに本社事務所移転、流通、物流や介護・福祉システムの事業拡大

経済総合

 北海道総合技術研究所は、本社事務所を札幌市中央区南1条西10丁目の南1条道銀ビル3階に移転し7日から業務を始めた。これまで、同区内の北10条西24丁目に本社事務所を置いていたが、17年が経過、独立路線を内外に示すために新オフィスに移り、流通、物流、福祉・介護などのシステム開発を積極化する。(写真は、北海道総合技術研究所が本社事務所を移転した南1条道銀ビル)
 
 北海道総合技術研究所は、1984年に設立され、今年28年目を迎える。旧秋山愛生舘(現スズケン)の医薬品オーダーエントリーシステムを手がけるなど旧秋山愛生舘との繋がりが深かった。
 
 95年には、当時旧秋山愛生舘の社主でもあった秋山喜代氏や関係先とともに北10条西24丁目にAKKビルを建設、同研究所は本社事務所を同ビルに移し事業を展開してきた。
 
 その後旧秋山愛生舘は、スズケンと合併するなど、同研究所の秋山色が薄まってきたことや横浜市の介護保険認定システムを構築、流通、物流、介護、福祉の分野で事業が拡大してきたことを受け、新オフィスに移転することにした。
 
 創業者でもある萱場利通会長兼社長は、「旧秋山愛生舘から受けた有形無形の恩恵をこれから研究所を担っていく若い世代にしっかり伝えていくともに、名実共に独立路線で進むことを内外に示すことが狙い」と本社事務所移転の目的を語っている。
 
 北海道総合研究所の新しい連絡先は電話011・206・8711、FAXは011・206・8185。

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