今年1月12日に閉店した札幌市東区北25条東8丁目の「TSUTAYA北25条店」跡に、北海道初進出のトレーニングジムが出店した。「HYPER FIT NEX24 札幌店」がそれで20日にグランドオープンした。(写真は、北海道に初上陸した「HYPER FIT NEX24 札幌店」)

「HYPER FIT NEX24」は、サンミュージックシステム(本社・滋賀県長浜市)がFC(フランチャイズ)展開しているトレーニングジム。滋賀県を中心とした西日本エリアなどに直営・FCで52店舗を展開しており、今回、「TSUTAYA北25条店」が入っていたダイヤ書房ビル(1997年8月竣工)2階に出店、北海道に初上陸した。ジムの面積は約220坪で、同社の調べによると札幌市内の24時間トレーニングジムとしては最大級の広さという。

 ジムのコンセプトは、日常生活の中で本格的トレーニングを身近なものにして健康な身体づくりを気軽に行ってもらおうというもの。セルフトレーニングだが専門知識を持つスタッフも常駐している。「札幌店」には有酸素マシン29台、筋トレマシン30台など多様なマシンが揃っている。人気のフリーウエイトでは、パワーラック2台、スミスマシン2台、プレートローディングマシンも多数配備、筋トレマニアのニーズに対応している。女性専用ルームを完備しているほか、ジムとしては北海道初となる「静脈認証」を利用した入室管理を行い、入店を厳格管理している。

 コロナに対応して有酸素コーナーではパーテーション設置、ストレッチコーナーでも社会的距離を確保するなど3密回避の仕組みを徹底、「新北海道スタイル」に沿った感染症対策に取り組んでいる。8月31日までのキャンペーンとして8月の会費が980円(税別)となるサービスなどを多数揃えている。

 コロナ禍でジムは一時出店にブレーキが掛かったが、ここにきて感染症対策を徹底した上での出店再開が目立つようになってきた。「TSUTAYA」閉店から7ヵ月、こちらの後継テナントも物販ではなくジムになった。


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