東京証券取引所のTOKYO PRO Market(プロ投資家向け市場)に上場している軽自動車専門店の軽自動車館(本社・札幌市中央区)は、5月1日に「札幌南店」をオープンさせた。これによって道内11店舗、東北1店舗の全12店舗になった。(写真は、軽自動車館「札幌南店」)
「札幌南店」は、札幌市南区川沿12条1丁目1ー90の石山通(国道230号線)沿いに立地しており、北海道電力札幌南ネットワークセンターの南隣。2015年6月に閉店した「ゲオ川沿店」、同年8月に閉店した「文教堂書店川沿店」跡(その後、一時『文教堂書店アウトレット店』が出店したが閉店)にオープンさせた。
未使用車や求めやすい価格帯の軽自動車約100台を屋内外に展示している。また、新車契約時に3年後の残価(残存価値)を設定し、残価を除いた金額を分割返済する残価クレジットプランも用意している。軽自動車館は19年9月26日にTOKYO PRO Marketに上場、道内では店舗管理システム事業のイー・カムトゥルー(本社・札幌市中央区)に続く2社目の同市場への上場になった。
20年4月期の業績予想は売上高25億8300万円、営業利益4700万円、純利益2800万円。前期比18・8%の増収を見込むが給与水準アップに伴う人件費の増加、上場関連費用の増加で同38・6%の営業減益、同39・9%の純利益減になりそう。また、昨年10月の消費増税による販売減、さらに新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための外出自粛による影響も一部出てきそう。