世界30ヵ国、700ヵ所以上、300万人のメンバーを持つ世界最大級のフィットネスクラブ、「ゴールドジム」が2020年4月に札幌市内で2店舗オープンする。「ゴールドジム」は現在、市内に1店舗を展開中で、一気に3店舗体制を敷く。
(写真は、「ゴールドジムEXP」が入る予定の建物=上が「札幌手稲」、下が「札幌苗穂」)
「ゴールドジム」は、初心者からアスリートまで、すべての人々が結果を出せるように工夫されたフィットネスクラブ。「ゴールドジム」の国内展開は、THINKフィットネス(本社・東京都江東区)が、1995年4月に米ゴールドジムとFC契約して出店を開始、その後同社とマスターフランチャイズ契約を結び、国内でのフランチャイジーとしてFC加盟店を広げている。
北海道には2018年7月16日に「札幌大通」がオープンしたが、同店はスポーツプロジェクト(本社・横浜市中区)がFC展開している。また、19年12月にオープンしたJR函館駅前の商業施設「ハコビバ」内の「函館北海道」はトーショウビルサービス(本社・函館市)のFC店舗。
20年4月に札幌市内に同時オープンする「札幌手稲」と「札幌苗穂」はスポーツプロジェクトがFC出店するもので、いずれも「ゴールドジムEXP(エクスプレス)」のタイプ。EXPはマシンジム特化型の広いスペースと最新マシンが特徴で、24時間常駐スタッフがサポートする。
「札幌手稲」は、札幌市手稲区前田5条10丁目の石狩手稲通沿いで今年10月20日に閉店したリサイクルショップ「オフハウス手稲前田店」跡への居抜き出店。「札幌苗穂店」は、同市東区本町1条9丁目の三角点通沿いで、移転のため18年10月25日で閉店した「ユニクロ札幌苗穂店」跡への居抜き出店。
フィットネスクラブの郊外出店は、「JOYFIT24」や「ANYTIME FITNESS」、「FiT24」、「アクトスwillG」など各ブランド共に増えている。いずれも空き店舗や空きスペースを利用しており、テナントの変化が時代の移り変わりを示しているようで興味深い。