M&Sスパ・プロジェクト(札幌市中央区)は、運営している都市型天然温泉・サウナ「スパサフロ」(旧サウナカプセル北欧)を2020年1月31日正午で営業を終了する。(写真は、2020年1月31日で営業を終了する「スパサフロ」)
M&Sスパ・プロジェクトは、2007年7月の設立。資本金1000万円で「スパサフロ」のほか「石狩温泉番屋の湯」(石狩市)を前経営企業から引き継ぎ、14年11月から所有運営している。
20年1月31日で営業を終了する「スパサフロ」は、24時間営業の都市型天然温泉とサウナでカプセルホテルも18室ある。古代檜を使用した露天風呂や各種サウナ、様々な風呂が用意されている。地下1階食事フロアの「さくら亭」もご当地食材を利用したこだわりの料理を提供することで人気があった。
同社では、ホームページで営業終了を告知、「建物および施設の老朽化により閉館」としている。同社の2017年12月期の決算によると純損失は1750万円、利益準備金は6338万円となっており、固定資産は4億3883万円が計上されている。17年6月には期間7年間の事業資金目的で北海道銀行の保証付無担保社債5000万円を発行している。
「スパサフロ」の営業終了に伴い、1階入り口左のある婦人服製造・卸のアンディ(本社・大阪市中央区)が展開している「オレンジハウスすすきの店」も閉店する。