石屋製菓「イシヤ心斎橋」で関西初出店、吉本興業との限定コラボ商品「ゆきどけ」も販売

経済総合

 石屋製菓(本社・札幌市西区)は20日、関西エリア初の直営店「イシヤ心斎橋」を大阪市中央区心斎橋筋1ー7ー1の大丸心斎橋店本館地下1階に開店、同店限定で吉本興業(同・大阪市中央区)とのコラボレーション商品「Laugh&Sweets(ラフ&スイーツ)ゆきどけ」の販売も開始した。(写真は、「イシヤ心斎橋」のパース=上と同店限定販売の「Laugh&Sweetsゆきどけ」。石屋製菓提供)

 石屋製菓は2017年4月に道外初の直営店として東京・銀座の「GINZA SIX」内に「イシヤ ギンザ」を、19年4月には京王百貨店新宿店内に「イシヤ新宿」をそれぞれオープンしている。今回、関西初出店として大丸心斎橋店本館建て替えオープンの20日に合わせて出店した。既存の道外直営店と同様に「白い恋人」の販売は行わず、「サク ラング・ド・シャ」をはじめとした道外限定の商品を中心に取り扱う。 

「イシヤ心斎橋」の開店にあたり、石屋製菓の「Love&Sweets」と吉本興業の「Laugh&Peace」という双方が掲げるコミュニケーションワードを組み合わせた「Laugh&Sweets~オイシイおいしさ」をコンセプトに、吉本興業と一緒に店舗のPRや新商品の共同開発などのプロジェクトに取り組むことを決めた。そのプロジェクト第1弾が「Laugh&Sweetsゆきどけ」。

 アーモンドを効かせたフィナンシェの中にほろ苦いキャラメルソースを閉じ込め、北海道の雪のように真っ白でキラキラと光る口どけの良いコーティングで仕上げた商品。パッケージは、銀世界のようなシルバーの輝きの合間からふきのとう、クロッカスといった北海道の春を感じさせる花々が顔を覗かせているデザイン。6個入り、税込み1620円。賞味期限は製造日から45日。

 石屋製菓では、関西初出店を記念して、18日から関西エリアでテレビCMの新バージョンも放映する。イシヤの道外ブランドの看板商品「サク ラング・ド・シャ」のテレビCMで、楽曲には『木綿のハンカチーフ』を使用、JR花咲線を舞台に撮影した。「北海道の美味しさをもっと広めたい」という石屋製菓の想いを表現したCMとなっている。10月からは関東エリアでも放映する。

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