土屋ホールディングス(本社・札幌市北区)の創業者会長土屋公三氏(77)が塾長を務める若手経営者育成の「人間社長塾」。19日、その1期生から今年度の10期生までの有志を集めた「合同大会」が行われた。(写真は、人間社長塾合同大会で講話を行ったインファクトの大見知靖代表取締役)
会場となった札幌市北区の土屋ホーム札幌北9条ビル8階会議室には10期生のほか各期のOB塾生有志たち合計約80人が集まった。土屋塾長の挨拶の後、外部講師としてWEBマーケティングのインファクト(東京ヘッドオフィス・東京都台東区)代表取締役の大見知靖氏が『平成から令和へビジネスをアップデートする~中堅・中小企業でもできるグローバル化・IT化・ダイバーシティ経営~』をテーマに講演した。
人間社長塾6期生でもある大見氏は、印刷会社の3代目だったが、2005年にインファクトを起業。現在は東京や京都、札幌のほかベトナム・ハノイやフィリピン・セブにオフィスを設けグローバル化を進めていると紹介。現在、従業員の4割が外国人で中堅・中小企業でも経営のグローバル化、ダイバーシティ経営は難しくないと強調。「時代は常に変化しており、人口が右肩下がりの時代が続く。そういう時代に生産性を高めていくのはIT化、グローバル化、ダイバーシティ経営が一つの選択肢だ」と訴えた。
続いて経営コンサルタント会社、ソルネット経営(本社・福岡市博多区)代表の斎藤公一氏が『斎藤公一の“継栄”至福道』をテーマに、アイビック食品(同・札幌市東区)社長の牧野利春氏が『企業成長の条件』をテーマにそれぞれ講演した。