道内の若手経営者に自ら成長する機会を提供する「北海道経営未来塾」(塾長・長内順一未来経営研究所社長)は17日、塾生を対象にした臨時未来塾を札幌市中央区の札幌グランドホテル別館1階「グラン・シェフ」で開催した。講師は、内閣総理大臣補佐官兼内閣広報官の長谷川榮一氏(67)。塾生ら約40人が熱心に聞き入った。(写真は、北海道経営未来塾の塾生を前に講演する長谷川榮一氏)

 講演のテーマは、『羽ばたけ北海道 未来の主役』。長谷川氏は6月下旬のG20大阪サミットの議題となる自由貿易やデジタルデータの取り扱い、地球環境、プラスチックゴミ問題、保険、伝染病、高齢化問題などについて紹介、「世界の共通問題を各論問題にして解決に向けた道筋を付けるのがG20の役割でもある」と説明。
 また、10月の消費増税について「8%から10%になることで4兆円の歳入増になるが、そのうち半分は若者の未来への投資に使い全世代型社会保障への転換を加速していく」と述べた。

 長谷川氏は経営者である塾生たちにこんな話も披露。「プロ野球ソフトバンクホークスの王貞治さんに会った時、『選手がエラーをしたらどう叱るのか』と質問したことがある。王さんは『失敗の仕方を見てから決める』と言った。王さんは名監督であり名経営者。『失敗の仕方をよく見る』ことの大切さが伝わってきた。皆さんの経営にも通じることではないか」
 長谷川氏の講演後、6月初旬から米国ポートランドやシアトルへの海外研修に参加した塾生12人が報告会を催した。


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